大切な場所へ。
こんにちは。事業用賃貸部のKです。
先日、赤城山へドライブに行ってきました。
昨年、新しく車を乗り換えてから遠出をしたことがなかったので
早起きをして出かけました。
赤城山に行くと、必ず立ち寄る場所があります。
この場所を知ったのは、20年以上前のことです。
大学生の頃、たまたま赤城山へドライブへ行った時のこと。
赤城山のふもとに大沼という大きな湖があるのですが、
そのほとりにある、お土産屋の店員さんが、
「お兄さん、覚満淵(かくまんぶち)に行った?」と聞いてきました。
私は「行ってないです・・・」と答えると、
「とてもいい場所だから、帰りに寄ってみてね」と言われました。
覚満淵は、周囲を歩くと30分程度の小さな湿原です。
とても静かな場所で、心が落ち着く場所です。
それ以来、つらいことがあったり、悩みごとがあると、
必ずその場所に行くようになりました。
いつものように、駐車場に車を置いて向かいます。
着いたのが午前9時ごろだったので、人は誰もいません。
標高が高いので気温も24度と過ごしやすい気候です。
空も秋の装いです。
もうすでにトンボが飛んでいて、
周りでは鳥のさえずりだけが聞こえます。
静寂の中、ひとりでぼんやりと景色を見ていると、
嫌なことも、悩みも忘れられる・・・
私にとって大切な場所です。
人は生きていれば、良いことも、悲しいことも起こります。
自分がいくら頑張っても、
どうにもならないことがたくさんあります。
顔では笑っていても、気持ちが沈んでいることもあります。
そんな時に、心をリセットする場所があると言うことは、
とても心強いですね。
そのお土産屋の店員さんには、
それ以来お会いしていないので、
今、どうされているかは分かりません。
また今度行った時に、寄ってみようかな。